KEICHIKU
TARUMI

LADAKH flower studio

News

フラワーアーキテクト 垂見圭竹 最新情報をお知らせ、
華やかな舞台での活躍から、職人としてのこだわりを
お楽しみください。

Archive: 2016.10.24

クレド・ポー ボーテ プレス発表会での会場装花

8月某日、銀座資生堂パーラーにて開催されました
この秋発売のクレド・ポー ボーテ新スキンケアアイテム、
洗顔料シリーズ&アイクリーム(9/21発売)、オイル状美容液(10/21発売)の
プレス発表会の会場装花を担当させていただきました。

いつもクレド・ポー ボーテ様からご依頼を頂く時は、
商品コンセプトとお写真を拝見し、イメージのお色味をご指定いただきます。
「垂見さんのクリエーションにお任せします!
自由に表現して素敵なクレド・ポー ボーテの空間を作り上げてください!!」とのオーダーです。

今回の商品のキーワードは「輝き」「清涼感」「透明感」「ピュア」。
パッケージや広告ビジュアルからイマジネーションを膨らませ花で世界観を作り上げます。
何枚もデッサンを描き、イメージを膨らませ、
早朝4時の花市場でイメージを現実のものに落とし込んでいきます。

 

壁面:ドウダンツツジ 水無月 アナベル  テーブル上:クルクマ カラー(クリスタルブッシュ) アナベル

 

会場のメイン壁面には瑞々しい緑が爽やかに揺れるドウダンツツジを大きく生け込み
大輪の花を咲かせた白とライムグリーンのグラデーションが美しい水無月を。
室内のゆるやかな空気の流れに、ドウダンツツジがサワサワと揺らぎ、瑞々しく爽やかな風を感じます。


純白のパッケージの洗顔料シリーズが並ぶテーブルには
真っ白なクルクマ、カラー(クリスタルブラッシュ)をふんだんにあしらいます。
先端にかけ淡いグリーンのグラデーションが、花の白さと透明感をより際立たせ、
その美しいピュアホワイトにハッと息を呑むほど。

オイル状美容液はこれまでのクレド・ポー・ボーテでは類を見ないピンク色のパッケージ。
女性らしく大人っぽいピンクのアイテムを会場内でひときわ際立たせるために
選んだ花材は「ブーゲンビリア」。

 

ドウダンツツジ ブーゲンビリア バンダ アナベル

 

ソファに掛け、商品をご覧になる皆様の目線の先には、
そのパッケージとリンクする印象的なフューシャピンクのブーゲンビリアを。
頭上には軽やかに葉を揺らすドウダンツツジをあしらっています。

蔓状に伸びるブーゲンビリアは花器の口元から零れ落ちるようにふんだんにあしらい、
溢れ出る美を象徴するよう生け込みました。

アクセントとなる紫色の蘭バンダやグリーンのアナベルを添え
優雅で贅沢な・・・このオイルを使うときのリッチな幸福感をイメージして・・・

大人の女性のように透明感の中に成熟したムードをまとい、空間にも華やかな輝きがいっそう増しました。

「やはり女性はピンクや華やかなお色があると気分がぐっと盛り上がりますね!
ピンクはどんなお花を入れていただけるか想像してたのですが、まさかブーゲンビリアとは!
さすが垂見さん、会場が一気に華やぎました!お客様の反応が楽しみ♪」

とクレド・ポー ボーテご担当者さま。

あちこちから「わぁ素敵?!今日のイベントにピッタリね?」とスタッフ皆様の声が聞こえてきます。
お客様からの質問に備え、花材名をメモされたり質問してくださったり・・
ご熱心なご様子がとても嬉しく、垂見もいつもより更に念入りにコンセプトや花材のご説明をして、
花のおもてなし空間を完成させました。

「季節の花でお客様をお迎えし、瑞々しい空間で新商品をお楽しみいただきたいのです。
クレド・ポー ボーテの世界観に垂見さんのお花は欠かせません!!」

と、とても嬉しいお言葉を頂戴いたしました。
皆様のそのおもてなしの心と素敵なオーラが会場に充満し、
生けた花にもさらにパワーと美しさがプラスされているような気がします。

皆さんのものづくりのこだわり、美意識の高さにいつも刺激をいただきます。
この出会いが本当にありがたく感謝の気持ちで花を生けています・・・と垂見。

クレド・ポー ボーテの皆様、毎回素敵なお仕事を担当させていただきありがとうございます。