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フラワーアーキテクト 垂見圭竹 最新情報をお知らせ、
華やかな舞台での活躍から、職人としてのこだわりを
お楽しみください。

ISETAN 新宿店 村瀬治兵衛氏漆器×垂見圭竹

ISETAN 新宿店 本館5階バカラ横・アートフレームにて

2022.2.19(土)・20(日)

 

村瀬治兵衛氏の漆器を用いて
春の設えの生け込みをさせて頂きます。

 

テーマは「春の宴」

 

伊勢丹チームの皆さん、村瀬治兵衛氏、嘉門工藝社長の村瀬亜里さまと
じっくり膨らませた企画です。

去年、展示する作品を選びに、村瀬治兵衛工房に。
庭の行燈に導かれ、茶室にて治兵衛さんのお手前で一服頂戴し、
工房で数々の作品を拝見。
身を削る想いで作品づくりなさるお話を伺い世界観を
感じ入る時間を持ちました。そして、今回のメインになる輪花盆を
決めさせていただきました。

 

力強い美しさと、治兵衛氏の魂が宿る作品。
この輪花盆をメインに春のしつらえをいたします。

生け込みは、伊豆の桜。桜の生け込みは枝振りが肝心。
デッサンを描き、仲卸さんが伊豆の山に入り、
デッサンを元に枝を選定。有難い。

 

最後は自分の眼で、数ある中から桜を選ぶ。
いま、開花調整中。順調に花芽が膨らみ、
伊勢丹に搬入されます。

抱きかかえられないほどの主木の脇枝、
かなりの重量。

 

当日の生け込みの手強さを覚悟しています。

きっと、うまく行く。と、念じながら
心身を整えてのぞみます。

 

今年も桜の生け込みができて幸せです。

 

春、当たり前のように咲く桜ですが、
その当たり前…のことが今年も有る事に感謝の想いです。

 

ご覧下さる方々の心が解放されるような
桜の生け込みを 心の眼で。

春の息吹にときめきながらクリエーションしたいと思います。

 

村瀬治兵衛氏の作品と、桜が奏でる春のムード。

 

 

ご覧いただけますと嬉しいです。