KEICHIKU
TARUMI

LADAKH flower studio

News

フラワーアーキテクト 垂見圭竹 最新情報をお知らせ、
華やかな舞台での活躍から、職人としてのこだわりを
お楽しみください。

年末のご挨拶

 

2016年も残すところわずかとなりました。

本年もLADAKH flower studioをご愛顧いただき誠にありがとうございました。

来る新年が皆様にとって笑顔あふれる、
幸多き一年でありますよう心よりお祈り申し上げます。

皆様 佳いお年をお迎えくださいませ。

 

 

2016年12月29日(木)~2017年1月4日(水)まで
お休みとさせていただきます。

ご利用のお客様には大変ご迷惑をお掛け致しますが
何卒ご了承下さいますようお願い申し上げます。

本日発売!ミセス12月号をぜひご覧くださいませ

 

本日発売となりました雑誌「ミセス」12月号にて
垂見圭竹のこの季節ならではのおもてなしの花あしらいをご紹介させていただいております。

特集「ようこそ、わが家へ!」
お料理、花あしらい、ファッション、インテリア、テーブルコーディネート・・・
お店では味わうことのできないリラックスしたおもてなしと
豊かな時間を過ごすためのアイデアが美しい写真と共にご紹介されています。


174ページから4ページにわたり垂見の「大人のクリスマス」を掲載いただいております。
華やかな中に凛とした空気を帯び、
季節の花でお客様をお迎えできる喜びにあふれたページにしていただけました。
そして綴じ込み付録「あの人がすすめる おいしい手土産」でも
垂見お勧めの一品をご紹介させていただいております。

波瑠さんが表紙の今号はミセス創刊55周年の一年をを締めくくる記念号。
お声掛けいただけましたことを心より光栄に思い
感謝の気持ちを込めて花を生けさせていただきました。
皆様にご覧いただけますと大変幸甚に存じます。

ミセス12月号(11/7 発売)掲載のご案内

今年創刊55周年を迎えられた 雑誌「ミセス」。
この一年は様々な特別企画を掲載されてきました。締めくくりとなる12月号(11/7・月 発売)に
垂見圭竹の「花のおもてなし」を4ページにわたり掲載していただきました。

巻頭大特集「ようこそ、我が家へ!」。集う日のお料理、花あしらい、
テーブルコーディネート、器やインテリアなど内容は多岐にわたり、
この季節に増える「おもてなし」の「美しさ」「心地よさ」「豊かさ」をご紹介する特集です。

花特集では3名のフラワーアーティストによる三者三様の「花あしらい」をご覧いただけます。
垂見は大人のクリスマスをテーマに、心づくしのおもてなし空間を撮影していただきました。
お気に入りのバカラシャンパンクープに前菜を盛り付け、
クリスマスカラーの花と輝くキャンドルでダイニングテーブルを華やかに彩り、
デザートテーブルには骨董の豆皿たちとアンティークバカラのコンポートに和菓子を。
新旧和洋をミックスした垂見ならではの世界観です。

また、とじ込み付録「あの人がすすめる おいしい手土産」でも、
垂見圭竹お気に入りの美味しいお手土産をご紹介させていただいております。
グルメな方にご紹介いただき、すぐに虜になってしまった・・・とっても美味しく濃厚な◯◯◯ケーキです!
安田成美さん、市川猿之助さん、平松洋子さん、河瀨直美さんなどなど、著名人の方々は何をお選びなのか。
ご帰省やお呼ばれの多いこの時期に、バイブルとなるようなとても楽しみな内容です。

今年1月の創刊55周年第一弾企画春の3月号でも掲載いただき、
記念すべき一年に3度もお声掛けくださいましたこと、
心より光栄に思い感謝の気持ちを込めて花を生けさせていただきました。
今回もカメラマンさんに美しく撮影していただき、
編集者さんは垂見の思いを余すことなく文章にしてくださいました。

ぜひ皆様にご覧いただけましたら幸甚に存じます。

文化出版局「ミセス」12月号 11月7日(月)発売
https://mrsplus.net/
(ページ中ほど「次号予告」にて詳細をご覧いただけます)

クレド・ポー ボーテ プレス発表会での会場装花

8月某日、銀座資生堂パーラーにて開催されました
この秋発売のクレド・ポー ボーテ新スキンケアアイテム、
洗顔料シリーズ&アイクリーム(9/21発売)、オイル状美容液(10/21発売)の
プレス発表会の会場装花を担当させていただきました。

いつもクレド・ポー ボーテ様からご依頼を頂く時は、
商品コンセプトとお写真を拝見し、イメージのお色味をご指定いただきます。
「垂見さんのクリエーションにお任せします!
自由に表現して素敵なクレド・ポー ボーテの空間を作り上げてください!!」とのオーダーです。

今回の商品のキーワードは「輝き」「清涼感」「透明感」「ピュア」。
パッケージや広告ビジュアルからイマジネーションを膨らませ花で世界観を作り上げます。
何枚もデッサンを描き、イメージを膨らませ、
早朝4時の花市場でイメージを現実のものに落とし込んでいきます。

 

壁面:ドウダンツツジ 水無月 アナベル  テーブル上:クルクマ カラー(クリスタルブッシュ) アナベル

 

会場のメイン壁面には瑞々しい緑が爽やかに揺れるドウダンツツジを大きく生け込み
大輪の花を咲かせた白とライムグリーンのグラデーションが美しい水無月を。
室内のゆるやかな空気の流れに、ドウダンツツジがサワサワと揺らぎ、瑞々しく爽やかな風を感じます。


純白のパッケージの洗顔料シリーズが並ぶテーブルには
真っ白なクルクマ、カラー(クリスタルブラッシュ)をふんだんにあしらいます。
先端にかけ淡いグリーンのグラデーションが、花の白さと透明感をより際立たせ、
その美しいピュアホワイトにハッと息を呑むほど。

オイル状美容液はこれまでのクレド・ポー・ボーテでは類を見ないピンク色のパッケージ。
女性らしく大人っぽいピンクのアイテムを会場内でひときわ際立たせるために
選んだ花材は「ブーゲンビリア」。

 

ドウダンツツジ ブーゲンビリア バンダ アナベル

 

ソファに掛け、商品をご覧になる皆様の目線の先には、
そのパッケージとリンクする印象的なフューシャピンクのブーゲンビリアを。
頭上には軽やかに葉を揺らすドウダンツツジをあしらっています。

蔓状に伸びるブーゲンビリアは花器の口元から零れ落ちるようにふんだんにあしらい、
溢れ出る美を象徴するよう生け込みました。

アクセントとなる紫色の蘭バンダやグリーンのアナベルを添え
優雅で贅沢な・・・このオイルを使うときのリッチな幸福感をイメージして・・・

大人の女性のように透明感の中に成熟したムードをまとい、空間にも華やかな輝きがいっそう増しました。

「やはり女性はピンクや華やかなお色があると気分がぐっと盛り上がりますね!
ピンクはどんなお花を入れていただけるか想像してたのですが、まさかブーゲンビリアとは!
さすが垂見さん、会場が一気に華やぎました!お客様の反応が楽しみ♪」

とクレド・ポー ボーテご担当者さま。

あちこちから「わぁ素敵?!今日のイベントにピッタリね?」とスタッフ皆様の声が聞こえてきます。
お客様からの質問に備え、花材名をメモされたり質問してくださったり・・
ご熱心なご様子がとても嬉しく、垂見もいつもより更に念入りにコンセプトや花材のご説明をして、
花のおもてなし空間を完成させました。

「季節の花でお客様をお迎えし、瑞々しい空間で新商品をお楽しみいただきたいのです。
クレド・ポー ボーテの世界観に垂見さんのお花は欠かせません!!」

と、とても嬉しいお言葉を頂戴いたしました。
皆様のそのおもてなしの心と素敵なオーラが会場に充満し、
生けた花にもさらにパワーと美しさがプラスされているような気がします。

皆さんのものづくりのこだわり、美意識の高さにいつも刺激をいただきます。
この出会いが本当にありがたく感謝の気持ちで花を生けています・・・と垂見。

クレド・ポー ボーテの皆様、毎回素敵なお仕事を担当させていただきありがとうございます。

客迎えの夏支度 at 羽田空港 JAL 国際線ファーストクラスラウンジ 

2014年8月にリニューアルグランドオープンした羽田空港国際線ターミナル、JALファーストクラスラウンジ。
国内外のVIPのお客様をお迎えする空間に、瑞々しく葉を茂らせるグリーンをしつらえたいと
乃村工藝社 A.N.D.のインテリアデザイナー小坂竜氏よりお声がけいただき、
シンボルツリーをコーディネートさせていただきました。

 

あれから丸2年が経ち・・・

2本のシンボルツリー、目を見張るほど成長しました!
驚きの生育ぶりをBEFORE&AFTER の写真でお見比べください!

 

↓  ↓  ↓  ↓  ↓

オープンからの2年間、毎月毎月羽田に通い丹精込めてメンテナンスをしてきました。

大きなバケツ何杯もの水やりはもちろん、
満遍なく陽の光を受けるよう鉢を少しずつ回転させたり
葉が重なり重く見えてしまうところはバランスを見て剪定し、
これ以上伸ばしたくない枝は芽止めの処理を。
垂れ下がった枝は太い幹と麻ひもでくくり、ぐぐぐっっと持ち上げて・・・

とっても地道な作業ですが、植物の成長にはどれも欠かすことのできない重要なお手入れ。
その時の室内環境や生育状態に合わせ臨機応変に愛情を込めて育ててきたのです。

そんな私たちに応えてくれたのか、
オープン時よりもひと回り、ふた回り、いえ、それ以上に・・

写真をご覧いただければ一目瞭然!こんなに大きく成長しました!

↓  ↓  ↓  ↓  ↓

見事な枝ぶりの「シェフレラ」がダイニングのビッグテーブルから突き出る姿は迫力満点!
2年経った今では葉がより深い緑で艶やかに、悠々と豊かに葉を繁らせています。
八丈島で何十年も丹精込めて育てられたこのシェフレラ。
自然が作り出した造形美にますますの凄みが出てきました。

落ちる影はどこか和の風情も

「涼しい木陰で食事しているようで気持ちいいね!」とお客様に人気のエリアだとか。嬉しいですね!

ソファの並ぶラウンジエリアには、趣ある樹形が盆栽を思わせる「ポリシャス」を。
今では葉がよく茂り緑も深いこんもりとした森のよう。
繊細に縮れた葉としなやかな枝ぶりで風格たっぷり、格調高い寛ぎの時間を演出します。

 

サマーシーズンには、日本の玄関口としてより多くのお客様がここに足を運び、搭乗前のひと時をお過ごしになります。
7月は通常のメンテナンスに加え、入念なお手入れをいたしました。

夏の客迎えのしつらえです。

訪れるお客様に気持ち良く快適にお過ごしいただくために、
目からも涼やかな演出となりますように・・・
残りわずかな日本での滞在を気持ち良く締めくくっていただけますように・・・そんな気持ちを込めて。

足元にあしらった最高級のヤマゴケ。 青々と瑞々しい化粧をほどこし、涼やかに仕立てます。

澄んだ空気で満たされた心地よい空間に
お客様をお迎えする準備が整いました。

ラウンジの中で「命」あるものはこの2本のシンボルツリーだけ。
だからこそ、私たちもラウンジスタッフの皆様も一緒になって
一喜一憂しながら丹精込めて育ててきました。

大らかに伸びた枝、枝からおりた根、光を優しく浴びた新緑で
大地や太陽の光、自然の感覚を呼び起こし、
潤いと安らぎ・エネルギーに満ちた心地よい空間。

この生命力溢れる瑞々しい空気でお客様をお迎えしたい、
そう願いを込めてしつらえたシンボルツリー。

ファーストクラスでのご旅行以外でもマイレージなどを使いラウンジをご利用いただけるようです。
羽田から海外へ出発される際は是非ファーストクラスラウンジに足をお運びいただき
豊かに成長を続けるシンボルツリーをご覧いただけますと嬉しいです!

そして3年後、4年後・・とその成長を皆様にご覧いただけるよう
これからも愛情を込めて毎月のメンテナンスを行ってまいります!

 

ラウンジ各所には日本を代表する作家、職人による芸術作品も数多く展示され、
五感で日本を感じる、訪れる価値ある空間です。

書道家 武田双雲氏 桜色の墨で描かれた世界地図

左官職人 挾土秀平氏 「ひこうき雲」

ラウンジご利用に関しまして詳しくは空港スタッフにお尋ねください